女性から再注目されている陶磁器とは?
みなさんは、普段から陶磁器を使用していますでしょうか。
古い伝統の食器・花器のイメージが強く、古いものとして若者人気が一度なくなってしまいましたが、近年では若い女性を中心に、人気の火が再燃していると言います。
しかし普段から積極的に活用し、コレクションしているという人はまだ少ないはず。
また、奥が深すぎてなかなか踏み込みにくい領域だと感じている方も多いでしょう。
そこで、「陶磁器」とはどういったものなのか、詳しく説明し、その魅力を知ってもらいたいと思います。
「陶磁器」は瀬戸物や唐津物とも呼ばれ、粘土を成形したものを焼いて器にしたもの。
その中にも種類があり、「土器・?器・陶器・磁器」の4つに分類されます。
違いは原料や焼く際の温度にあり、「土器」は軟らかい土を低温で、「磁器」は硬い土を高温で焼くのです。
そのほかにも、釉薬の有無や吸水性などさまざまな観点から分類されています。
また、日本の中でも各地域で細かな特徴が異なり、○○焼などといったブランド名がつけられているのも特徴。
みなさんも一度は耳にしたことがあるでしょう。
その中で最も有名なのが岐阜県の美濃焼で、日本市場のシェアの半分以上を占めています。
縄文時代からはじまった文化と言われますが、今では形も色も、現代のスイーツや洋食にもピッタリのデザインのお皿や器を数多く販売。
また、花器や小物入れとして使っている方もいらっしゃり、活用の幅はさらに広まっていくでしょう。